運動中や就寝中に突然起きるこむら返りですが、経験がある人も多いと思います。
思いもよらない瞬間に強い痛みくるので焦ってしまいますよね。

こむら返りの予防には、食生活の見直しや運動などが有効ですが、起きてしまったあとの痛みにどう対処したらいいのでしょうか。

ここでは、こむら返りの予防や痛み緩和に効く薬についてお伝えします。



こむら返りの痛みに良い薬はどんなもの?漢方薬は効果アリ?

こむら返りになった時、みなさんはどのように対処していますか。

私は、痛みがおさまるまでじっと待つタイプですが、実際起きた時にどうすれば良いのか、痛みが残っている時に使う薬などについて調べてみました。

漢方薬がオススメ

こむら返りは、「気」や「血」が不足していることが原因と言われています。
「気」は、人間の体を支えているすべての原動力のことを意味しますが、目には見えないものです。
また、「血」は体の隅々まで栄養を送る働きをしています。

この不足を補うのに有効なのが、芍薬甘草湯(しゃくやくかんぞうとう)という漢方薬です。
即効性があるので、飲んですぐに効果を感じやすく、こむら返りの治療に一般的に使われています。

手軽に購入できる

芍薬甘草湯は、複数のメーカーから販売されていてドラッグストアやネット通販などでも手軽に購入できます。
こむら返りになることが多い人は、常備しておくと安心ですね。
飲み方ですが、予防として飲むのではなく、こむら返りが起きた時の痛み止めとして飲むのがベターです。

ただ、こむら返りになりそうなサインがあった場合は、早めに飲んだほうがいいようです。

予防が第一

こむら返りは、予防が大切です。
運動やストレッチ、冷え対策、水分補給などをしっかり行い、少しずつ体質改善を目指したいものです。

でも、日頃から気をつけていてもこむら返りは起こるものです。
そんな時には、漢方薬の力を借りて痛みを取り除くようにしましょう。



痛みがある時は貼り薬もgood! ただし、選び方には注意が必要。

夜起きたこむら返りはおさまったけど、まだ痛みがある・・・、そんな時に有効なのが痛み止めの湿布薬などです。

ここでは、こむら返りの痛みに効く湿布薬にはどんなものがあるのかご紹介します。

貼り薬を使う

一旦、こむら返りがおさまると痛みが残ることは少ないように思いますが、中には次の日も痛むということがあるかもしれません。

そんな時は、貼り薬がオススメです。
貼り薬は、湿布やサロンパスなど種類がいろいろありますが、温感タイプのものを使いましょう。

こむら返りの多くは冷えが原因なので、温めて血行を良くしてあげることが大切です。
なので、冷感シップを使用するのはNGです。

オススメの温感シップ

フェイタスシップ温感、ハリックス55EX温感、サロンパスホットなど。
どれもドラッグストア・薬局で購入できるので、自分の好みにあったものをチョイスするといいでしょう。

塗り薬もある

皮膚が弱く、湿布によるかぶれが心配・・・という人もいるかもしれませんね。

こむら返りの薬は貼り薬だけでなく、塗るクリームタイプのものもあります。
温感タイプのクリームなのでふくらはぎを冷やすことなく、こむら返りの痛みが和らぎます。

湿布は対処療法

貼り薬は対処療法で、一時的には痛みが引きますが、こむら返りが根本から治ったわけではありません。

冷えは万病の元と言われています。

こむら返りを予防するには、ふくらはぎを冷やさないこと。
そして、こむら返りになって痛い時は、貼り薬や塗り薬を上手に使いましょう!