毎日、立ち仕事をしていると足の裏に痛みを感じるという方は多いのではないでしょうか。
なかなか改善されないので、大変な思いをしますよね。
そこで、足の裏が痛い原因や対処法について調べてみました。
どのように予防すれば足の裏の痛みを感じなくなるのかも合わせてご紹介しています。
立ち仕事で足の裏が痛くなる原因は?
まだ立ち仕事に慣れていないから
例えばデスクワークが多かったお仕事から立ち仕事の多いお仕事に転職した場合、まだ立ちっぱなしに慣れていないので足の裏が痛くなりやすいです。
足の裏には体重がかかり、かなりの負担がかかっています。
まだまだ立ち仕事を始めたばかりという方は足の裏に負担がかかる状態に慣れていないので、痛みを感じやすいです。
足や体重など体に問題点がある
すでに立ち仕事を続けて長いのに、足の裏の痛みが続く場合は体に問題点があることも考えられます。
1つが足の裏にある土踏まずのアーチ型が崩れてしまっている扁平足です。
土踏まずは足の負担をサポートする役割があるので、アーチが崩れていると部分的に負担が集中して足の裏が痛みやすいです。
足の筋力が低下していても、きちんと踏ん張ることができずに疲労が増します。
そして、こういった負担による疲労が蓄積されたり、仕事による疲れが続いても痛みを感じやすくなってしまいます。
また、体重が重たいことによる負担の増加も考えられます。
病気の可能性もあります
足への負担が続いていると、足底筋膜炎という病気になってしまっている可能性もあります。
スポーツを続けていたり、立ち仕事を続けていることで足裏にあるかかとから足の指まである足底筋膜を使いすぎることで炎症を起こし、痛みを感じます。
特に土踏まずのアーチが崩れている扁平足や、高いアーチ状になっている方が起こりやすいです。
靴のサイズが合っていない・靴が固い
足に合っていない大きすぎる・小さいすぎる靴を履いている場合は足に負担がかかりやすいです。
そのような靴を履いたまま立ち仕事をすれば、痛みを感じます。
また、革靴・ビジネスシューズ・パンプス・ヒールの高い靴などを長く履いていても足への負担が増してしまいます。
職場の床など環境に問題がある
靴のサイズや体重などに問題がなくても、職場の床が固いと足に負担を感じます。
リノリウムやコンクリート、アスファルトなど固い床や道で長く立っていると靴や体などに問題がなくても痛みを感じます。
立ち仕事で足が痛いときの対処法はあるの?
始めたばかりの場合は少し様子をみる
まだ立ち仕事をはじめたばかりという方は2週間程度様子を見ることをおすすめします。
その頃には足が慣れてきて、負担を感じにくくなっていることが考えられます。
足に疲労が溜まっている場合は疲労を改善する
疲労が蓄積していることを感じている場合は、疲労を取るようにしてください。
・足を休ませてあげる
・マッサージをする
・湯船につかってめぐりを良くする
・湿布を貼る
・足裏ケアグッズで改善する
このような方法があります。
例えば湿布なら足の裏に貼ってあげると良いです。
場所は土踏まずのあたりと、指の下辺りの体重がかかる部分がおすすめです。
足裏ケアグッズは足裏シートや樹液シートと呼ばれるものがおすすめです。
眠っている間に貼るだけでいいので、マッサージなどが疲れてできないという方にも向いています。
病気の疑いがある場合は病院へ
足の裏の痛みが続くときは病気の疑いもあります。
何をしても改善しない場合は、一度病院に行ってみるようにしてください。
病気であれば治療が進められますし、病気でない場合は安心できますよね。
何科を受診すればいいのか?と悩んでしまうかもしれませんが、足の裏の痛みが続く場合は整形外科を受診してください。
立ち仕事による足の痛みの予防法とは?
クッション性のあるインソールを使ってみる
なかなか痛みが改善されない場合におすすめなのが、靴そのものや靴のインソールをクッション性のあるものにしたりすることです。
インソールを変更すれば今合っている靴をそのまま使用できます。
サイズや足の形に合っていないものや固い靴を履いているという方は靴を買い替えるのがおすすめです。
そうすることで、足への負担が軽減して痛みを予防することができます。
足裏をサポートするソックスを着用してみる
インソールを変えたりすると、サイズが合わなくなってしまったり足の冷えが気になる方には靴下を変えてみるのがおすすめです。
例えば普通の靴下にはない機能のあるスポーツ向けの足裏アーチをサポートするソックスがあります。
ランニングをしたりする人の足裏への疲労感をサポートするものなのですが、立ち仕事が長い方にも向いています。
ゴムマットなどを利用してみる
床が固いことで足裏に負担を感じているという方には疲労軽減に役立つゴムマットを利用してみてはいかがでしょうか。
例えば工場やレジなど同じ場所に立っていることが多いという方に向いているかもしれません。
なかなか仕事中に動くことができないと、足裏への負担が増してしまうからです。
もし、職場に提案できるようであればすすめてみてください。