立ち仕事をしている限り、足の疲れはつきものだと思っている人は多いですが、そうでもありません。
こちらのページでは、立ち方のコツやストレッチなど、手軽なところからできる、足の疲れへの対処法をお伝えします。

さらに、筋トレや体幹トレーニングといった、体作りをすることによる疲れの軽減方法についてもご紹介していきます。



立ち仕事でも足が疲れない方法!仕事場でできる対処法や立ち方のコツについて

立ち仕事は足が疲れるものですが、立ち方や姿勢で対処できることもあるとご存知でしょうか?
足が疲れにくくなる、立ち仕事中の対処法をまとめました。

疲れない立ち方のコツ

まず、立ち仕事で気をつけておきたいのは、正しい立ち方ができているかどうかです。
片足だけに体重がかかっていると、筋肉への負担が多くなり、疲れやすくなってしまいます。
そういった立ち方は、足だけならまだしも、腰にも余計な力が入るので腰痛にもつながりかねません。

そのため、両足で均等に力が入るような正しい姿勢を保つ、というのが大切です。
具体的には、足裏の3点アーチと呼ばれる、親指と小指、それぞれの骨の付け根付近とかかと、その3点が均等に力が入っていることを意識して立ってみましょう。

立ちっぱなしにしない

次に大切なのは、立った姿勢で足を固定させないことです。
特に、ふくらはぎや足首が動いていないと、足の疲労感は強くなります。

あまり大きく足を動かせない場であれば、片足ずつでもつま先立ちを繰り返せば少しふくらはぎを動かすことができます。
ある程度自由がきく場なら、屈伸運動を定期的に行うのがベターです。

今からでもできる対処法、思い出して行動してみましょう!

仕事の休憩中にもできる!簡単な方法やストレッチで足の疲労を軽減しよう

仕事の最中にもできる対処法を押さえたら、次は休憩中でもできる方法です。
簡単なストレッチなど、手軽にできる動き方をご紹介します。

休憩中にできること

休憩中だと、大きく動くこともできるので、まずストレッチを行いましょう。
足の中でも疲れにつながりやすい、ふくらはぎや足裏部分を伸ばすと効果的です。
足だけでなく腰にも負担がかかっているので、腰もできるとなお良いですね。

ストレッチと言っても、難しい動きは必要ありません。
足首を回す、足を水平に投げ出すように上げて伸ばすだけでも、筋肉の状態が変わってきます。

パンプスやハイヒールを履いている場合

パンプスやハイヒールの問題のひとつは、その構造から重心が前方に偏りがちになってしまうことです。
体重を支えるために、太ももの方の筋肉がこわばるので、意識して伸ばしておく必要があります。

太ももの筋肉は、膝裏を両手で抱えて体側に引き付ける、反対に足首を掴んで背中側に引っ張るといった動きで伸ばすことができます。
急にやらず、ゆっくりした動きで行うのがポイントです。

すきま時間にできるストレッチ、時間を見つけてこまめに行いましょう!

立ち仕事の疲労をより軽減したいなら体幹トレーニングや筋トレを取り入れよう

立ち仕事で疲れやすい要因のひとつに、筋肉のつき方や筋肉量があります。
筋肉量が少なかったり、必要なところの筋肉が足りなかったりすると姿勢が悪くなり、疲れにつながります。
筋トレや体幹トレーニングは、そういった状態への解決策となります。

筋トレで体を支える土台を作る

立ち仕事で使う下半身は、体を支える土台となるので、鍛えた変化を感じやすい部位です。
具体的には、腹筋や背筋、脚の筋肉を鍛えて、筋肉の持久力を上げていくのが効果的ですね。

おすすめなのは、スクワットで太もも、カーフレイズというつま先立ちを繰り返す動きでふくらはぎを鍛えるやり方です。
これに加えて、踏み台昇降で有酸素運動も行えば、持久力も上げることができます。

体幹トレーニングで姿勢を維持する基礎を作る

さらに根本的に鍛えたい、という人には体幹トレーニングもおすすめです。
体幹が鍛えられていると、疲労回復のための代謝に関係してきますし、姿勢の維持も楽になります。
結果として、立ち仕事全般が楽になるので、体幹トレーニングはおすすめですよ。

体幹トレーニングというと、難しい方法や特別な道具を使うイメージがありますが、そんなことはありません。
動画を見ながらお手本と同じように行うだけでできる方法もたくさんあります。

それに、道具といっても専門のものでなく、バランスボールなど一般的に知られる道具を使って手軽に行うこともできます。
自分に合った方法で、少しずつ鍛えていきたいですね。

詳しいトレーニングの方法は、こちらの書籍やDVDなどを参考にしてみてください。

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